「タマネギ娘」60年の謎に挑戦 愛媛大・田頭さん
タマネギを成長させる物質の正体は―。愛媛大大学院理工学研究科1年田頭みなみさん(23)=愛媛県松山市緑町1丁目=が、タマネギの食用部分「鱗茎(りんけい)」の成長に、タンパク質の遺伝子3種類が関係している可能性をつきとめ、このほど徳島大で開かれた中国四国植物学会で優秀発表賞を受賞した。...
View Article反核・脱原発訴え走る 県内で「ピースラン」
核兵器や原発にランニングで反対をアピールする「反核・脱原発四国ピースラン2013」が16日あり、愛媛県松山市と新居浜市の2カ所からスタートした約30人がゴールとなる西条市小松町明穂のりんりんパークーまでを駆け抜けた。 核兵器や戦争のない世界を訴えて同実行委員会が2009年から実施。東京電力福島第1原発事故が起きた11年には、スローガンに脱原発も盛り込んだ。...
View Article夏空も捕まえろ、風物詩の投網競技 松山・重信川
16日の愛媛県内は、全域が高気圧に覆われて青空が広がり、おおむね7月上中旬並みの暑さとなった。大洲では県内最高となる32.7度を観測。新居浜や愛南町御荘など6カ所でも30度以上を記録した。 松山市西垣生町の重信川では16日、捕まえたアユ1匹の重さを競う投網競技大会(重信川漁協主催)があった。午後1時の花火の音とともにウエットスーツなどに身を包んだ愛好者ら約100人が、大漁目指して川面に網を投げた。
View Article久万高原・畑野川小4人の力作ジオラマに栄冠
第37回全国児童・生徒木工工作コンクール(日本木材青壮年団体連合会主催)で、愛媛県久万高原町上畑野川の畑野川小児童らが小学校高学年の部で1位の農林水産大臣賞に輝いた。低学年の部でも同町東川の仕七川小児童が2位の林野庁長官賞を獲得。ともに地域の基幹産業・林業を題材にしたジオラマの力作だ。...
View Article認知症家族への対応、相談員が学ぶ 松山
4月に愛媛県内7カ所の医療機関に設置された「県認知症疾患医療センター」で認知症の相談を受ける職員ら対象の研修会が15日、松山市文京町の松山赤十字病院であり、認知症の種類や家族への対応方法などを学んだ。 センターのある各地で対応力向上につなげようと、認知症の人と家族の会県支部(松山市)が開いた。センター職員のほか、地域包括支援センターや高齢者福祉施設の職員ら約100人が参加。...
View Article水源の自然体感、希少カエル親子で観察 松山
愛媛県松山市レッドデータブック(RDB)で絶滅危惧1類に指定されているカジカガエルの観察会がこのほど、石手川ダム上流にある同市玉谷町のせせらぎ公園などで開かれた。市内の親子13組43人が「ひゅるひゅるひゅる」という美しい鳴き声に耳を澄ませ、水源地域の豊かな自然を感じた。...
View Article留学生が和のたしなみ 松山・庚申庵で茶道体験
愛媛県松山市内の3大学に留学している学生10人が15日、江戸期の俳諧所庚申庵(同市味酒町2丁目)で、抹茶を楽しみ、俳句作りを体験して日本の文化を味わった。 松山南ライオンズクラブ(重見誠司会長)が国際交流活動の一環で2010年から開き4回目。松山東雲女子大、松山大、愛媛大に通う中国、韓国、カンボジア出身の学生10人が参加した。...
View ArticleTPPの影響考えて 松山で農業生産者ら街宣
マレーシアで7月に開かれる環太平洋連携協定(TPP)の拡大交渉会合に日本の初参加が確定する中、TPP反対の愛媛県農協青壮年連盟とJAえひめ女性組織協議会は15日、松山市湊町5丁目の伊予鉄道松山市駅前で街宣活動を行い、TPPが食や暮らしに与える影響を考えてもらうよう呼び掛けた。...
View Articleプラント保全の技術究める 新居浜で上級講座
製造業のプラント設備維持に必要な技術や知識を学ぶ「プラントメンテナンス技術者育成講座」の上級コースの開講式が15日、愛媛県新居浜市大生院のえひめ東予産業創造センターであり、市内に事業所を置く企業の現場監督者ら20人が臨んだ。従来講座をレベルアップした新コースで、より高度で専門的な技能者を育てる狙い。...
View Article交付税削減、県内市町影響は37億円超
国からの交付税削減を受けた愛媛県内20市町への影響額が計37億2300万円に上ることが15日、県のまとめで分かった。住民サービスを低下させられないとして11市町が職員の給与カットに踏み切る方向で、ほかの8市町も検討している。...
View Article松山東雲短大秘書科、「現代ビジネス学科」に
松山東雲短大(愛媛県松山市桑原3丁目)は2014年4月に秘書科を「現代ビジネス学科」(定員70人)に変更する。医療、金融、販売、サービスの4分野の専門科目を設置し、幅広い就職先を視野に入れた実践的な教育や就職支援をする方針。高校生ら向けオープンキャンパスを7~9月に毎月1回開き、新学科の概要を説明する。...
View Article道後、僕らがおもてなし 観光キッズ任命
子どもの視点で愛媛県松山市の主要観光地である道後温泉をアピールしてもらおうと、市は15日、地元の道後、湯築両小学校の5、6年生55人を「まつやま観光キッズ」に任命した。週末、観光客におもてなしの気持ちを込めたメッセージを書いたポケットティッシュの配布などをする。 市が2007年から毎年任命している。子どもたちはボランティアガイドから温泉の由来やお勧め観光スポットを学ぶなどして観光客を迎える。...
View Article負債8億円「さがの」破産手続き 宇和島
レストラン経営の「さがの」(愛媛県宇和島市川内、井上晟市社長)が、松山地裁宇和島支部から破産手続き開始決定を受けていたことが17日、分かった。東京商工リサーチ松山支店や破産管財人弁護士によると、負債総額は約8億円。 同弁護士によると、さがのは5月16日に同支部に破産開始を申し立て、6月7日に手続き開始が決まった。...
View Article甘く色良し「夏の味」マンゴー出荷ピーク 松山
夏の味覚マンゴーがJAえひめ中央管内で出荷最盛期を迎えている。愛媛県松山市平井町の同JA小野集荷場に17日、生産者が真っ赤な完熟マンゴーを運び込み、県内のスーパーなどに向けて出荷した。 同市桑原地区など市東部の農家が2005年から栽培を始め「道後湯けむりマンゴー」のブランド名で販売。13年は道後マンゴー部会の3農家が、5月下旬から7月末までに約1500キロの収穫を見込んでいる。...
View Article干しシイタケ価格暴落 県森連、知事に支援要望
生産量全国4位の愛媛県産干しシイタケの販売価格が東京電力福島第1原発事故の風評被害で低迷しているとして、県森林組合連合会(県森連、高山康人会長)と県森林組合椎茸生産者連絡協議会(大成豈功会長)などは17日、中村時広知事に支援を求める要望書を提出した。 県森連によると、2012年5月に1キロ4220円だった平均販売価格は、13年5月に2840円となり、1年で1000円以上落ち込んだ。...
View Article農学部の野菜と県産豚使いソーセージ開発 愛媛大
愛媛大は、松山市八反地の農学部付属農場で育てた野菜を使った大学オリジナル商品「えみか粗びきウインナーソーセージ」を城川自然牧場(西予市城川町窪野)と共同開発し、17日から松山市文京町の城北キャンパス内「愛大ショップえみか」で販売を始めた。...
View Article土砂災害防止へ巡回、住民に注意喚起 松山など
土砂災害の恐れが高まる時期を迎え、愛媛県土木職員OBらでつくる県砂防ボランティア協会(大沢利教会長、133人)は17日、崖崩れなどが心配される県内29カ所をパトロールした。近隣住民にチラシを配り、大雨の際の注意を呼び掛けた。...
View Article産廃施設工事を再開 西予
愛媛県西予市の廃棄物処理業者「南予エコ」は17日、同市宇和町郷内地域で進めている産業廃棄物焼却施設の建設工事を再開した。下流に位置する同市三瓶町の住民らが工事の中止を求めたことから、2カ月近く中断していた。 県循環型社会推進課によると、建設許可を出した県は4月23日、工事を中断し話し合いの場を設定するよう求める住民の意見を同社に伝え、同社は即日工事を止めていた。...
View Article松山で減圧給水開始、16万4000戸対象
愛媛県松山市公営企業局は17日、石手川ダムの貯水率や地下水位の低下などを理由に、約1年ぶりに25%の減圧給水を始めた。市内の約7割に当たる約16万4000戸、33万8000人に影響する。企業局は「水圧が少し弱くなっていると感じるかもしれないが、市民生活に大きな影響はない」としている。...
View Article住民丹精のハナショウブ見頃 東温・河之内
愛媛県東温市河之内の白猪の滝近くにある「花菖蒲(しょうぶ)園」で、ハナショウブが見頃を迎えている。 滝を訪れる観光客に楽しんでもらおうと近くの自営業、近藤ミヤ子さん(70)を中心に7人の地域住民が協力して世話をしている。広さ約30アールの休耕田や山の斜面を利用した園では毎年、ハナショウブやアジサイ計約5000株が花を付ける。...
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