愛媛県松山市公営企業局は17日、石手川ダムの貯水率や地下水位の低下などを理由に、約1年ぶりに25%の減圧給水を始めた。市内の約7割に当たる約16万4000戸、33万8000人に影響する。企業局は「水圧が少し弱くなっていると感じるかもしれないが、市民生活に大きな影響はない」としている。 17日午前11時、同市溝辺町の市之井手浄水場中央管理室で給水圧を0.2メガパスカルから0.19メガパスカルに減圧。同浄水場を除く市内31カ所の水圧調整局にも設定を送信した。1日0.01メガパスカルずつ下げていき、5日間で25%減の0.15メガパスカルにする。減圧で日量約2000トンの節水を見込む。
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