生産量全国4位の愛媛県産干しシイタケの販売価格が東京電力福島第1原発事故の風評被害で低迷しているとして、県森林組合連合会(県森連、高山康人会長)と県森林組合椎茸生産者連絡協議会(大成豈功会長)などは17日、中村時広知事に支援を求める要望書を提出した。 県森連によると、2012年5月に1キロ4220円だった平均販売価格は、13年5月に2840円となり、1年で1000円以上落ち込んだ。 要望書では、生産基盤整備への予算確保や支援制度強化▽生産履歴情報の電子化などによる「安全・安心」な生産流通体制の構築▽消費回復と販路拡大に向けた取り組みの実施―の3項目を求めている。
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