墓石清め汗拭う お盆の県内、家族連れ次々
お盆期間中の14日、大勢の家族連れが愛媛県内各地の先祖が眠る墓を訪れた。セミの鳴き声が響く中、掃除や供え物をして祈り、故人をしのんだ。 松山市御幸1丁目の市営天徳寺境外墓地では、朝からシキミやキクの花を持った人々が次々に訪れ、墓参り。滴る汗を拭いながら丁寧に墓石を拭いたり、落ち葉を掃いたりして清め、線香を手向けた。
View Article「慰安婦」問題解決訴え市民団体がチラシ配布
市民団体「日本軍『慰安婦』問題の早期解決を求める会・松山」が14日、愛媛県松山市大街道1丁目の商店街入り口付近で、問題の早期解決を訴えるチラシを通行人らに配った。 街頭活動には小崎愛子松山市議(共産)ら13人が参加し、500枚のチラシを用意。横断幕を掲げ、「女性の問題です」などと声を上げながら市民らにチラシを手渡し、理解を求めていた。
View Article神楽厳かに 大洲・山鳥坂鎮縄神楽
県無形民俗文化財の「山鳥坂鎮縄(しめ)神楽」が13日夜、愛媛県大洲市肱川町山鳥坂の岩谷小学校跡であった。山間の県道筋にある一帯は山鳥坂ダム建設に伴う水没予定地。地域が大きく変わろうとする中、住民は受け継がれてきた伝統をかみしめた。 神楽は40~80代の11人でつくる保存会が継承。後継者不足に悩みながらも南予各地で公演を続けており、地域の文化的支柱ともなっている。...
View Article識別チップで迷い猫守れ 県愛護センター
二度と迷い猫にならないで―。県動物愛護センター(愛媛県松山市東川町)は8月、譲渡する猫に個体識別のためのマイクロチップの埋め込みサービスに乗り出した。センターによると、猫の収容数に対し譲渡数はごくわずかで、多数の猫を殺処分する状況が長年続いており「考えられる対策に取り組んでいかなければ、現状は変わらない」と効果を注視している。...
View Article長雨の影響で野菜値上がり 家計直撃
台風11号などの長雨による日照不足で野菜の出荷量が減り、市場価格が上昇している。愛媛県内のスーパーでも販売価格への転嫁を余儀なくされ、家計と台所を預かる主婦らは困り顔だ。天候不順による品質低下も生じ、農家の利益には結び付いていない。...
View Articleフェルメール展の来場1万人突破 松山
愛媛県松山市一番町3丁目の松山三越で開催している「フェルメール 光の王国展」の来場者が15日、1万人を突破した。記念セレモニーがあり、松山市湊町2丁目の歯科医師石崎一成さん(61)に展覧会の図録や関連グッズなどを贈呈した。 家族3人で訪れた石崎さんは「人気の展覧会と聞いて興味を持って来たが、まさか1万人目になるとは。『真珠の耳飾りの少女』の絵が見てみたい」と笑みを浮かべた。...
View Article将来の仕事、考える機会に 西条の高校生が企業訪問
将来の職業について考えてもらおうと愛媛県西条市は13~15日、同市ひうちのひうち会館などで「うちぬき創造塾」を開き、市内の高校生13人が自己分析や企業訪問に取り組んだ。 創造塾は2003年に始まり、12回目。市でインターンシップ(就業体験)中の愛媛、松山両大生5人が運営している。14日は生徒が4グループに分かれ、1~3次産業の市内企業を訪ねた。...
View Article伊予市のイメージは? ロゴやコピー住民議論
合併10周年を機に愛媛県伊予市の魅力を広く発信しようと、市は7月からワークショップ(WS)でロゴマークやキャッチコピー作りに取り組んでいる。11月策定へ、市民や市内で働く男女約30人が熱い議論を交わしている。...
View Article公共工事増で応募減 県の建設業助成事業
建設業者の新分野進出や経営基盤強化を後押しする愛媛県の助成事業への応募が減少している。多いときは20件を超していたが、昨年度は9件と初めて1桁台となった。背景には公共事業の増加で建設業界の経営改善がある程度進んでいることがあるとみられる。...
View Article小松ナイン堂々帰校 保護者やOB拍手で出迎え
第96回全国高校野球選手権大会に初出場し、14日に山形中央高校と熱戦を繰り広げた小松高校(愛媛県西条市小松町新屋敷)野球部が15日夕、同校に帰ってきた。初勝利はならなかったものの地元を盛り上げた若者たちを、保護者や野球部OBら約80人が温かい拍手で出迎えた。...
View Article外国人と協力し英語で俳句作り 松山の中学生
愛媛県松山市の中学生が外国人と英語漬けの2泊3日を送る「Eトーク・キャンプ」が15日、市内で始まった。初日は同市菅沢町の市野外活動センターで英語俳句作りに挑戦。松山に居ながら海外留学気分を味わっている。 国際感覚を身に付けてもらおうと市教育委員会が初めて企画し、市青少年育成市民会議が主催した。中学2、3年30人と欧米やアジアなど約20カ国の30人が8班で活動する。...
View Article名調子で練り歩く 魚島で「テンテコ踊り」
愛媛県上島町魚島の伝統行事「テンテコ踊り」が15日、同町魚島1番耕地の篠塚漁港であった。顔をおしろいで塗った島民や帰省した人たち約50人がかねや太鼓に合わせて練り歩き、燧灘のほぼ中央に浮かぶ小さな島に「テンテコ、テンテコ、テンテンヤー」のはやしが響いた。 テンテコ踊りは、南北朝時代に魚島に逃れてきた武将篠塚伊賀守重広が、再起を期し軍事訓練をしていた様子を伝えるといわれる。...
View Article全国高校野球選手権大会 愛媛、勝率首位明け渡す
愛媛勢、頂点の座を譲り渡す―。第96回全国高校野球選手権大会第5日で、大阪代表の大阪桐蔭が、1回戦で島根代表の開星に7―6で勝ったため、大阪勢が同大会における地域別の勝率で1位だった愛媛を上回った。 大会本部によると、前回大会までの地域別の勝率は1位の愛媛が115勝62敗1分けの6割5分、2位の大阪は155勝84敗の6割4分9厘、3位は神奈川で117勝68敗で勝率6割3分2厘だった。...
View Articleのぼり巡行、川施餓鬼 松山・日浦
中世の豪族を供養する愛媛県松山市日浦地区の伝統行事「川施餓鬼」が15日、同市東川町の石手川上流であった。武者が描かれた3本ののぼりを立て、地元住民や有志の男性が川の中を練り歩いた。 川施餓鬼は、宿野町にあった山城「奥之城」が落城した際、亡くなった武将7人の鎮魂を目的に始まったと伝わる。大正期にいったん途絶えたが、日浦公民館主催で1993年に復活した。...
View Article揺れる炎、灯籠まつり 松山・八坂寺
愛媛県松山市浄瑠璃町の四国霊場47番札所八坂寺の参道周辺で15日夜、「灯籠まつり」があり、地元住民らが揺らめく明かりを見つめながら地域のつながりや先祖に思いをはせた。 八坂寺の施餓鬼に合わせ、まちづくり団体「久谷夢工房」(光田正会長)が2006年から毎年開催。「ゆらゆらと揺れる炎は人生にも似ている」との考えで、ろうそくの灯籠を使い続けている。灯籠の一部は地元の子どもたちの絵で飾った。...
View Article採用増へ社風アピール 県内24社が説明会
来春就職希望の学生らを対象にした合同企業説明会「おしごとフェスタ・イン・サマー」が16日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、県内に事業所がある24社が業務内容や社風などを参加者に説明した。 就職情報サイト「理解ナビ」を運営するスイッチカンパニー(松山市、芝飛鳥社長)が就職活動終盤の8月中下旬に毎年開催。参加企業は昨年より10社増えた。...
View Articleスイーツで甘い挙式を 愛南町がカップル募集
愛南スイーツで甘い挙式を―。定番のお土産となる菓子の開発を進めている愛媛県愛南町は、結婚式や披露宴で菓子を使ってくれるカップル1組を募集している。 菓子は町のゆるキャラ「なーしくん」をモチーフに、町内の菓子店やパン店がそれぞれ開発する予定。知名度アップを狙い、挙式へ提供する。...
View Article園児6割スマホ利用 県国公立幼稚園PTA連調査
愛媛県内の幼稚園児の約6割が親のスマートフォンなどを操作し、インターネットやゲームを利用していることが16日、県国公立幼稚園PTA連合会の調査で分かった。生まれた時からネットが身近にある「デジタルネーティブ」世代を有害情報からどう守るか。対策が模索されている。 連合会は6月、県内にある73の国公立幼稚園の保護者にアンケートを実施。約3000世帯が対象で、2277人から回答を得た。...
View Articleふるさと元気に30年 みかん一座が記念公演
愛媛県松山市のアマチュア劇団「みかん一座」(戒田節子座長)の結成30周年記念ミュージカル「君の瞳もっと輝け!」が16日、松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、約1000人の観客を魅了した。 みかん一座は「ふるさとを元気に」をコンセプトに、1984年から愛媛を題材に県内外で公演してきた。...
View Article津島高チア部15年目の笑顔 廃部危機乗り越え
四国の高校では唯一となる津島高校(愛媛県宇和島市津島町高田)チアリーディング部が今年、創部15年目を迎えた。部員減による廃部の危機を乗り越え、地域を華やかな演技とはじける笑顔で元気づける活動を受け継ごうと、部員が日々技を磨いている。...
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