愛媛勢、頂点の座を譲り渡す―。第96回全国高校野球選手権大会第5日で、大阪代表の大阪桐蔭が、1回戦で島根代表の開星に7―6で勝ったため、大阪勢が同大会における地域別の勝率で1位だった愛媛を上回った。 大会本部によると、前回大会までの地域別の勝率は1位の愛媛が115勝62敗1分けの6割5分、2位の大阪は155勝84敗の6割4分9厘、3位は神奈川で117勝68敗で勝率6割3分2厘だった。 14日に愛媛代表の小松が敗れ、115勝63敗1分けで勝率は6割4分6厘に下がり、大阪桐蔭の初戦突破で大阪勢の勝率は6割4分7厘以上が確定した。 松山商、西条など、これまで計6度優勝するなど活躍してきた愛媛勢だが、前回大会までの過去5年は2勝5敗。優勝は1996年の松山商以来遠ざかっている。
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