燃料卸の朝日ガス(新居浜市、渡辺繁社長)は5日、愛媛県砥部町三角の工業団地で、出力2380キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設に着工した。2014年1月の稼働を目指す。 同社は同団地の開発管理会社と20年間の賃借契約を締結。3万178平方メートルの敷地にソーラーパネル9520枚を設置する。総工費は約7億円。発電量は年間288万キロワットで約700世帯分に相当する。全量を四国電力に売電し、約1億1000万円の年収を見込む。 同社は東予地域でプロパンガス小売りや石油販売事業を手掛けている。兵庫県加東市に約1000キロワットのメガソーラーを建設しており、11日にも発電を開始する。
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