愛媛県の委託で県産品のシンガポール輸出を担う愛媛エフ・エー・ゼット(松山市)は5日、愛南町産の養殖マグロ1本(51.5キロ)を同国に空輸で出荷した。県によると、商業ベースの同国への県産養殖マグロ輸出は初めて。 輸出は、3月に県が同国で開いた商談会などを契機に決定。マグロは商談会場となったレストラン「TAKUMI」に送る。 水揚げから現地での配送までに4日間必要だったが、通関までの流れを効率化して3日間に短縮。県ブランド戦略課は「鮮度で勝負することが重要。より効率的な輸送法を検討したい」としている。
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