爽やかな風鈴の音で涼を感じて―。愛媛県宇和島市錦町のJR宇和島駅ホームに5日、恒例の風鈴棚がお目見えした。ヘチマやアサガオ、色とりどりの短冊が飾り付けられ、乗降客の目や耳を楽しませている。 1980年から続く、同市の夏の風物詩の一つ。ことしは、鉄道愛好者らでつくり、JRの活動に協力する「宇和島八日会」のメンバー13人と、天神小学校6年生41人が作業に当たった。 同会メンバーが風鈴棚を設置した。児童は、宇和島の魅力やふるさと自慢を詠んだ5、6年生の俳句の短冊約200枚を取り付ける仕事を担当。自分たちの身長よりも高い脚立に上り、慎重に作業を進めていた。
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