愛媛県学校農業クラブ連盟の家畜審査競技県大会が6日、西予市野村町阿下の県畜産研究センターであった。農業高校など13校から52人が出場し、家畜の良しあしを見極める技術を競った。 高校生に日ごろの活動成果を披露してもらおうと毎年開催。競技は乳牛(ホルスタイン種)と和牛(黒毛和種)の2部であり、成牛と子牛各4頭を比較した。生徒は真剣な表情で牛を見比べ、体に触れて毛並みや皮膚の張り、骨格などを確認。4頭の順位を決めた。 学校別の順位を決める総合の部で、野村高が最優秀賞、今治南高が優秀賞に輝いた。乳牛の部最優秀の南宇和高3年山本湧太君と同2位の野村高3年入船佐紀さんは、10月下旬に千葉県である日本学校農業クラブ全国大会に出場する。
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