愛媛銀行ひめぎん情報センター(松山市)は6日、2012年度下期(12年10月~13年3月)の県内企業動向調査結果を発表した。円安による紙・パルプの国内販売増や海運業の収益改善で全産業の業況判断DI(好転と悪化の差)は前期比10ポイント増のゼロとなり、2期ぶりに改善した。 部門別では製造が前期比11ポイント増のゼロ、非製造が11ポイント改善のプラス1。 売上高DIは、タオルが好調ながら木材・木製品や卸売などが悪化してマイナス3。収益DIも食料品、卸売が落ち込みマイナス6。雇用DIも引き続き不足状態のマイナス14だった。 設備投資を行った企業は6ポイント増の41%で、飲食、陸運業など非製造が8ポイント増えて43%。既存設備の補修など合理化投資が多かった。
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