酒気帯び運転での人身事故、児童買春・ポルノ禁止法違反での逮捕など相次ぐ不祥事を受け愛媛県は29日、公務員倫理研修をスタート。県研修所の岡本靖・人材育成官が「倫理は県民の信頼を得る実践行動。高みを目指して」と呼び掛けた。 県は本庁を皮切りに9月上旬、地方局と支局でも順次開く。 29日は本庁の各部局から人事担当主幹や職場研修担当の管理職ら約80人が受講。綱紀保持や服務規律の確保、不祥事の再発防止について約3時間、事例研究や質疑を通して認識を新たにした。 グループ討議では不祥事の背景について受講者が「病気や性格、ストレス、業務過多、アルコール」などと分析。再発防止へは「前兆を見逃さず、コミュニケーションを大切にする」と事前チェックが有効と考えた。
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