愛媛県今治市近見町1丁目の近見小学校の5、6年生19人が6日、同市鐘場町1丁目の「JAおちいまばりデイサービスセンター元気」を訪れ、全校児童が集めたアルミ缶の収益で購入した車いす1台を贈り、お年寄りとの触れ合いを楽しんだ。 同校では、児童が家庭からアルミ缶を持ち寄り、毎年、同施設に車いすを贈っている。 子どもたちは「元気で長生きしてください」などと書いた手作りのメッセージカードもプレゼント。お年寄りたちはカードを大切そうに見つめたり、車いすの乗り心地を確かめたりした。 6年木村安友菜さん(11)は「カードを喜んでもらえてよかった」と笑顔。一緒に歌や手遊びを楽しんだ80代女性は「かわいくて、ひ孫を思い出した」と目を細めていた。
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