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被災体験共有を 現地小学校に児童派遣 愛南町教委

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 愛媛県の愛南町教育委員会は南海トラフ巨大地震で浸水が想定される海沿いの五つの小学校(家串、柏、中浦、東海、福浦)から児童を1人ずつ計5人選び、8月に3泊4日の日程で東日本大震災被災地へ派遣する。現地の子どもから被災状況を聞き、防災意識を高めるのが狙い。6日発表の6月補正予算案に派遣費83万円を計上した。 計画によると、小学5、6年生を派遣。8月5日に出発し、津波被害を受けた仙台市と岩手県宮古市を回る予定。仙台市荒浜地区では被災したまま使われずに残る荒浜小学校の校舎を視察。愛南町が防災フォーラムに校長を招いたことがある宮古市の鍬ケ崎小を訪れ、児童や、子どもの避難誘導に当たった住民と震災当日の行動を再現、追体験する。同市田老地区も訪ねる。

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