愛媛県今治市視聴覚ライブラリーは21日、同市常盤町5丁目の市中央図書館で、保有する16ミリ映写機と映画フィルム活用に向けた講習会を開き、参加者が映写機の仕組みや操作方法を学んだ。 学校での視聴覚教育振興を目的とした同ライブラリーは映写機6台、フィルム約450本を保有。年1回講習会を実施し、受講者には貸し出しに必要な認定証を交付している。 講習会では、ライブラリー元職員の藤本盛弘さん(71)がフィルムへの音声入力方法などを説明。受講者は映写機を実際に操作し、ピントを合わせたり画面の上下を調整したりした。 同市高部、児童養護施設職員矢野幸太さん(32)は「珍しい映写機なので子どもたちに見せたい。映像や音だけでなく、機械の仕組みを知ることもいい経験になると思う」と話した。
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