いじめ問題に関し愛媛県内の中学生が意見を交わす会議が21日、松山市北持田町の県中予地方局であり、シンポジウムや実践発表を通して解決への道を探った。 生徒自らが、いじめに向き合い行動してもらおうと、県教育委員会が本年度から実施。20日に開いた西条市のほか、22日は宇和島市で開催し、県内で124校から250人が出席する。 21日のシンポでは、重信中2年の山木美里さん(13)が「いじめられても無理に笑って我慢する子もいる。発見が難しい」と問題提起。垣生中3年の岩竹美紅さん(15)はネット上のいじめについて「一番気付きにくく、大きくなる危険性が高い」と指摘した。
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