愛媛県西条市は21日、道の駅小松オアシス(同市小松町新屋敷)内にある市営温泉施設「椿交流館」から計11万8000円分の入浴回数券が盗まれた可能性が高いとして、20日に西条西署に被害を相談したと発表、週内にも被害届を出すとしている。 市によると、回数券は通常、受付のレターケースに入れた状態で従業員が2人体制で販売し、閉館後は事務室の鍵付きロッカーに保管している。7月15日に従業員がレターケース内の大人用60枚つづり(2万円相当)が5冊足りないことに気付き、同施設が内部調査。紛失は7月5日から同15日の間とみられるが、原因などが分からなかったため、8月19日に市に「紛失した」と報告した。 市は、同施設と隣接の石鎚山ハイウェイオアシス館に勤務する市職員3人を含む従業員計16人に聞き取りをしたが、解明に至らなかった。
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