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想定津波0.6メートル高く、再稼働審査で見直し 伊方原発

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 四国電力は21日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働申請を受けた審査を進める原子力規制委員会の会合で、同原発前面海域にある活断層を震源とする地震が引き起こす津波の高さの想定について、従来より0.6メートル高い最大2.46メートルになることを明らかにした。断層がより長く連動するケースで見直した結果、津波高が増すことになった。 ただ、原発敷地の高さは10メートルで十分余裕があるとして、四電は「見直しによる顕著な影響はない」との見解を示している。 断層が長く連動するケースの評価は、規制委が7月の会合で検討を指示。四電は敷地前面海域の活断層群(54キロ)に、同断層群の東側にある伊予セグメント(33キロ)と西側の別府湾―日出生断層帯東部(43キロ)を加えた計130キロの断層が同時に動いた場合を考慮し試算した。

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