児童が漁業体験を通し宇和海の魅力を感じる宿泊学習が20、21の両日、愛媛県宇和島市平浦の民宿「遊海(ゆうみん)」などであり、真珠の玉出しや養殖魚の餌やりなどに挑戦した。 県内の小中学校教諭でつくる研究団体「TOSS愛媛」(戸井和彦会長)が、古里の良さを知ってもらおうと昨年に続き開催。同市や鬼北町、松野町の小学3~6年生16人が参加した。 子どもたちは民宿スタッフから真珠を作る工程の説明を受けた後、アコヤ貝から玉を取り出した。初めての経験に恐る恐る貝に触れながら「でかい」「輝いてきれい」と大喜び。自分たちで磨いた真珠を使い、アクセサリーも作った。成妙小3年河田稟君(8)は「貝から真珠が出てきた瞬間は感動した。作ったストラップは大切に使いたい」と笑顔を浮かべた。
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