愛媛県松山市内最大の浄水場で、上水道の給水量の半分ほどを担う市之井手浄水場(同市溝辺町)を22日、市内の小学生と保護者ら31人が見学し、水の大切さをあらためて実感した。市公営企業局主催で、23日も開かれる。 参加者は、石手川ダムから流れてきた水に、濁りを塊にする薬品や消毒の塩素剤を入れる「着水井」、塊を沈める「沈殿池」、砂の層で水をこす「急速ろ過池」などの施設を見て回り、水が澄んでいく様子に「わあ」と目を丸くしていた。 母や妹2人と参加した潮見小5年高松大地君(10)は熱心にメモを取りながら「最初と最後で水が全然違っているのが面白かった」と話していた。
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