高校生にコンピュータープログラミングに興味を持ってもらおうと、愛媛大工学部情報工学科は20日、プログラミングコンテストを開催した。全国の高校と中等教育学校の計7校28人が、計算やデータ処理に適したプログラムを考案し、答えを導く全6問に挑み、正確さと速さを競った。 同学科は2007~12年に全国の大学生以下を対象にしたプログラミング大会を開いてきたが、今回は高校生に限定しインターネット上で実施。制限時間1時間半で、正解数と所要時間によって順位を決めた。 愛媛県松山市樽味3丁目の愛媛大付属高校には、1~3年の同校情報部員9人が集まった。午後3時の開始とともにモニターに向き合い、手元のメモ用紙で計算してはキーボードで入力する作業を繰り返した。2位に輝いた同校3年白石諒君(17)は「高校生活最後の大会で実力を発揮できてうれしい」と笑顔を見せた。
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