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身近な貧困問題を考える 愛媛大でフェスタ

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 「反貧困フェスタ2013inえひめ」が10日、愛媛県松山市文京町の愛媛大で開かれ、座談会や分科会を通じて約450人が自殺や生活保護など身近な社会問題として貧困について議論した。 日弁連前会長の宇都宮健児弁護士=西予市出身=が代表を務める反貧困ネットワークに加盟の「オープンハンドまつやま」(代表・丹下晴喜愛媛大准教授)と同大生らでつくる実行委員会が主催。宇都宮代表は非正規労働の増加や消費税増税に向かう社会的背景を挙げ「私たちは微力でも決して無力ではない。一人一人がつながって動けば社会を良い方向に変えていける」とあいさつした。 「社会の課題と私たち自身の課題」とのテーマで開いた座談会では、ネットワークの湯浅誠事務局長、精神科医香山リカさん、僧侶中下大樹さん、NPO法人自殺対策支援センターライフリンクの清水康之代表が参加。自治体や政府の自殺者対策で意見を交わし「貧困問題に関心のない周囲の人ともいろいろな方法で話してみて」と会場に呼び掛けた。

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