江戸時代に全国を巡り、数多くの木彫仏を作った円空(1632~95年)の仏像背面の拓本をそろえた展覧会「円空の書」が8日、愛媛県松山市錦町のギャラリーキャメルKで始まった。13日まで。 僧侶だった円空は、荒削りで独特なタッチの「円空仏」と呼ばれる神仏像を約12万体残したといわれる。同展には、愛知県江南市の音楽寺に所蔵される円空仏の背面からとった拓本13点と写真5点を展示。円空学会の長谷川公茂会長が約40年前に制作、保存していたもので、初公開した。
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