灯台記念日(11月1日)にちなみ、灯台の監視など海の交通安全に功労があった航路標識業務協力者の表彰式が4日、愛媛県松山市海岸通の松山海上保安部であり、ボランティアで活動を続ける1個人1団体に感謝状を贈った。 表彰されたのは、安居島灯台(松山市安居島)と歌崎灯台(同市中島)を見守ってきた無職越智右介さん(81)=安居島、海上保安庁長官表彰=と、郡中港西防波堤灯台(伊予市)の監視などを行ってきた伊予漁協(対尾真也組合長、第6管区海上保安本部長表彰)。 20年以上灯台の監視業務に携わった越智さんは「灯台が点滅する間隔に注意している。表彰はうれしい」と笑顔を見せ、対尾組合長は「いざというときに灯台は大事な役割を果たす。今後も漁業関係者が率先してやっていきたい」と話していた。
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