中学生が鮮魚のさばき方を学ぶ授業が5日、愛媛県松山市森松町の南第二中学校であり、1年生33人が松山沖で取れた天然アジの三枚下ろしに挑戦した。 市と市水産市場運営協議会が協力して実施。魚食普及をテーマに2013年度に開いた子育て世代の主婦による座談会で「調理実習に魚のさばき方を取り入れてみてはどうか」という提案があり、採用した。 この日のメニューはアジのソテーとシメジの炊き込みご飯。恐る恐る魚を手にした生徒たちは、ペットボトルのキャップを使ってうろこを取り、内臓を取り出した。続いて骨の感触を確かめながら包丁を入れ、三枚に下ろしていった。
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