世界記録認定まであと一歩―。１００メートルの廊下で雑巾がけのタイムを競う「２０１４雑巾がけレースＺ－１グランプリ（ＧＰ）ｉｎせいよ」の決勝が１２日、愛媛県西予市宇和町卯之町２丁目の宇和米博物館であった。今回はギネス世界記録へ申請したが、認定の基準となるタイムには届かず。それでも選手は「世界一」を目指した力走を披露、会場を盛り上げた。 決勝には、予選突破者ら県内外の４８人が一般とマスターズの各男女別、小学生以下の５部門に出場。タイム上位３人の男性がギネス世界記録に挑戦した。 大一番はから拭きではなく、ぬれた雑巾を使うことや、指だけでなく手のひらまで雑巾につけることなど細かくルールを設定。１０９メートルで実施していた際の最高記録から換算した１６秒６８を上回れば、世界記録認定とした。 公式認定員が見守るなど張り詰めた雰囲気の中、３選手は１人ずつ力のこもったレースを展開したが、誰も基準タイムには及ばなかった。
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