大型で強い台風１９号は１３日午前８時半ごろ、鹿児島県枕崎市付近に上陸した。１時間に約３０キロの速さで東北東へ進んでおり、昼過ぎには四国に上陸する恐れがある。愛媛県には昼過ぎから夕方にかけて最接近する見込み。暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒が必要。 松山地方気象台は県内全域に大雨洪水暴風波浪警報を出している。県内では夜の初めごろにかけて非常に強い風が吹き、南予の海上では猛烈な風が吹いて大しけとなる見込み。また昼前から夕方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる恐れがある。 気象台によると、１３日の１時間の最大雨量は多いところで南予７０ミリ、東中予６０ミリの予想。１４日午前６時までに予想される２４時間雨量は、多いところで南予４００ミリ、東中予３００ミリ。 最大風速は南予の陸上２５メートル、海上３０メートル、東中予の陸上２０メートル、海上２５メートル、波の高さは南予がうねりを伴い７メートル、東中予が３メートルの予想。
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