10月11日から始まる西条まつりのだんじりやみこしを彩るちょうちん作りが佳境を迎えている。愛媛県西条市氷見の工房ではちょうちん職人岡本安一さん(82)や妻ムネ子さん(76)が親族らと一緒に黙々とちょうちんを仕上げている。 安一さんは約90年前に創業したちょうちん店の2代目で、毎年西条まつりなどに使われる千個近くのちょうちんを手作りし、70~80台の屋台が安一さんのちょうちんを付けて練り歩いている。 今年も盆明けから忙しさが増し、毎日午前8時ごろから夜遅くまで作業。今の時期は最後の追い込みをと、親戚らの手を借りながら1日5、6個ずつ製作している。
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