愛媛県久万高原町露峰の父二峰小学校の児童約20人が26日、同町二名の水田で稲刈りに挑戦し、鎌を使った昔ながらの作業を体験した。地域の文化や風習を学ぶ授業の一環として、田植えや刈り取りを毎年実施している。今年は5月末ごろ、住民から借りた約400平方メートルの田んぼにコシヒカリを植え、3年生以上が収穫した。 子どもたちは、農業機械メーカーの社員から、機械を使った最新の農作業の仕組みについて学んだ後、稲刈りに取り組んだ。秋晴れの下、住民や教員に鎌を扱うこつを教わりながら作業を進め、黄金色に実った稲を手際よく刈り取っていた。
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