第32回愛媛盆栽展が26日、松前町筒井のエミフルMASAKIで始まり、風情ある24点が来場者を楽しませている。28日まで。 中南予の愛好者でつくる日本盆栽協会松山支部が主催。果実を付けたカリンや鮮やかな紅葉樹などが並び、樹齢200年を超える作品も。最優秀の県知事賞を受けた増田春年さん(松山市)の真柏(しんぱく)は、幹から枝にかけての茶色と、枯れた白の色合いが調和し、そばに置かれたチリメンカズラなどが引き立てている。 観賞した近くの無職河野藤雄さん(68)は「全ての作品に育てた方の努力が表れている。どれもいい」と感嘆していた。
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