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問診票提出半数止まり、ヨウ素剤配布説明 伊方

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 四国電力伊方原発の放射能漏えい事故時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤を事前配布するための住民説明会が23日、愛媛県伊方町湊浦の町民会館であり、地区ごとに計画した全12回を終了した。ヨウ素剤の受け取りには医師の説明を聞いた上で、服用して影響がないか確認する問診票の提出が条件になっているが、1回目の8月25日からの提出率は50.1%で、対象者の半数にとどまった。 県と伊方町によると、安定ヨウ素剤の事前配布対象になっているのは伊方原発から5キロ圏内に居住する3歳以上で5494人。問診票の提出は全12回で2753人分だった。事前配布は9月28日と10月5日に予定している。 県医療対策課の山田裕章課長は「(九州電力川内原発が立地する)薩摩川内市(鹿児島県)では57%が提出したと聞いているので順調だ」との見方を示した。

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