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膝の痛み、解消法は 広島大大学院教授が講演

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 愛媛ゆかりの著名人が講師を務めるふるさと大学「伊予塾」(実行委員会、愛媛新聞社主催)の第44回講座が20日、今治市南宝来町1丁目の市総合福祉センターであった。広島大学大学院整形外科教授の越智光夫さん(62)が「一緒に治しましょう、膝の痛み」と題して、聴講者約350人に変形性膝関節症の治療法などを紹介した。 越智さんは今治市出身。1977年に広島大医学部を卒業、96年に世界初の3次元自家培養軟骨移植を開始した。現在、スポーツ選手の前十字靱帯(じんたい)再建術を精力的に行っている。 講演で、越智さんは変形性膝関節症は国内に800万人以上の患者がいるとし、「日本人はO脚が多く、膝関節の内側に体重がかかるため軟骨がすり減る。起床時やトイレでしゃがみ込むなど関節運動を開始した際、ずきずき痛むのが特徴」と述べた。 自分でできる治療法として、体重を落とすことや筋力トレーニングを推奨。「膝関節を長持ちさせるには、軟骨に負荷のかからない水中ウオーキングが一番いい」と話した。

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