四方を海に囲まれた四国の観光振興を考えるフォーラムが10日、愛媛県松山市のホテルであり、観光関係者が、気軽に島を訪れてもらうために古民家を利用した簡易宿泊施設の確保や、雑誌に載っていない島の暮らしを情報発信する仕組みづくりなどを提案した。 四国経済連合会(常盤百樹会長)と四国の観光を考える百人委員会(松田清宏会長)が主催し、行政関係者ら約110人が出席。 パネルディスカッションは、徳島県南部の海部郡3町でつくる「南阿波よくばり体験推進協議会」の西沢猛事務局長や瀬戸内海の島々を巡るフリーライターの斎藤潤氏ら5人が登壇。都市圏の修学旅行生の受け入れへ、県境を超えた連携強化などを課題に挙げた。
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