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業者が改善計画説明 西予産廃施設ダイオキシン問題

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 愛媛県西予市の産業廃棄物焼却施設から基準を超えるダイオキシン類が検出された問題で、稼働準備を進める廃棄物処理業者「南予エコ」(高田博文社長)は10日夜、市内で住民説明会を開き、8月に県に提出した改善計画書の概要を提示した。 宇和、三瓶の両地域の区長ら16人に呼び掛けたが、出席は宇和の2人。検出の原因について高田社長は「管理に不慣れで理解が不十分な状態で運転した」と説明した。また従業員の教育や設備の清掃の徹底を改善策に挙げ「(ダイオキシン類の残留物を取り除く)フィルターを新品に交換した」と述べた。 一方、10日午後には施設の稼働に反対している三瓶地域の住民ら約20人が改善計画についての質問状を県に提出。ダイオキシン類の基準超過の原因を「管理上の問題ではなく施設の構造の問題」と訴え、県が回答するまでは試運転を再開しないよう求めた。

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