看護の道を志す学生に医療に携わる自覚を持ってもらう宣誓式が10日、愛媛県松山市花園町の河原医療大学校であり、初の現場実習に臨む看護学科の1年生76人が決意を新たにした。 在校生や保護者ら約290人が出席。学生は真剣な表情で壇上のナイチンゲール像にともる灯を手元のキャンドルで受け取り、看護の心構えを記した「ナイチンゲール誓詞」を斉唱した。 1年生代表の当山和輝さん(19)が「実際に臨床で体感したことを自分の知識や技術として取り込み、より質の高い看護ができるよう努力したい」と誓いの言葉を述べた。白石聡校長(74)は「自分の行動や考えが相手にとって役立つのかを患者さんや先輩看護師から学んでほしい」と激励した。
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