帝国データバンク松山支店が１０日までにまとめた女性登用に関する愛媛県内企業の意識調査によると、管理職（課長相当職以上）に占める女性の割合が「１０％未満」の企業は７７．８％だった。女性管理職が一人もいない企業も全体の半数近くを占めている。女性管理職の割合は、「０％」と回答したのが４９．２％で最多。「５％未満」が２３．８％で、「５％以上１０％未満」が４．８％。「１０％以上２０％未満」「２０％以上３０％未満」「３０％以上」はそれぞれ６．３％だった。 ５年前との比較では「増加した」が１５．９％にとどまる一方、「変わらない」が７３．８％と圧倒的に多い。今後についても「変わらない」は６４．３％で、「増加する」は２１．４％。 女性の活用・登用は「進めている」が５０．８％で、「進めていない」の２７．８％を大きく上回った。進めている企業の理由（複数回答）は「男女にかかわらず有能な人材を生かすため」が９０．６％と最も多かった。
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