愛媛県上島町は7日、交通死亡事故ゼロを継続している自治体の中で県内最長となる3000日ゼロを達成、記録更新を願って8日、同町弓削下弓削で交通茶屋と記念植樹があった。 上島町では、2006年にミニバイクと軽トラックの衝突事故で高齢女性が亡くなって以降、交通死亡事故が起きていない。 交通茶屋には、生名保育所の園児や伯方地区交通安全協会弓削支部員、伯方署員ら計約30人が参加。園児10人はドライバーに「運転に気を付けてね」と声を掛け反射たすきやチラシを配り、交通安全を訴えた。近くの友愛の水広場記念公園で、花が咲いたあとも死亡事故ゼロが続いているよう願いを込め、園児らがサクラの苗木を植樹した。 伯方署の山本充地域交通課長は「住民の思いやり運転のおかげで達成できた。記録が続くよう住民と協力しながら交通安全教育を推進したい」と話した。
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