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Channel: 愛媛新聞
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セルフレジ、じわり浸透 県内スーパー

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 買い物客が自分で商品バーコードをレジに読み取らせ代金を支払う「セルフレジ」が、愛媛県内のスーパーで徐々に浸透している。人手不足を補ったり、客の待ち時間を短縮したりするのに効果がある。景気回復を背景とした労働力の確保難が深刻になる中、導入の動きは広がりそうだ。 地場大手のフジ(松山市)は昨年1月からセルフレジの設置を進める。今年6月には県内3店舗目となるエミフルMASAKI(松前町筒井)に9台を入れた。 商品バーコードの読み取り音を動物の鳴き声に設定しており、セルフを選ぶ親子連れも多い。同社は「利便性向上が一番だが、夜のパート採用が難しい店では人手不足を補っている」とする。 中予でスーパー23店舗を運営する松山生協(松山市)では、商品の読み取りはレジ係が行い、支払いだけを買い物客が精算機で済ませる「セミセルフレジ」を昨年12月、斎院店(松山市南斎院町)に初めて配置した。 「パートを募集してもなかなか集まらない。効率化による人手不足対応を真剣に考える必要があった」。池田成徳支配人は導入の理由を語る。

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