クリエーター志望者を対象にした松山市主催のセミナーが5日、同市堀之内の県美術館であり、愛媛県松山市出身で電通(東京都)のクリエーティブディレクター赤松隆一郎さん(45)=大阪府在住=が、デザインやアートの専門学生ら約120人にアイデアを生むこつを伝え「自分が見たことのないものを恐れず、追いかけてほしい」と呼び掛けた。 赤松さんは銀行で4年働いた後、電通に入社。貪欲に理想を追い求めたCMづくりを振り返った。 1日900本ものCMを見たり人の話を聞いたりして技術や感性を磨いたといい、予算などの制限はあってもできることはたくさんあると強調。「思いつきを熱を持って説明することをサボらなければいい仕事ができる」とエールを送った。
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