愛媛県は5日、9月補正予算案を発表した。広島市での大規模な土砂災害を踏まえた県単独の緊急防災・減災対策やキウイフルーツかいよう病被害対策を柱に一般会計で104億931万円。県立学校の耐震化などを含め安全・安心確保対策は45億763万円で、当初予算との合計が約165億円(前年度同期比13億円増)に上る。 2014年度の一般会計は6235億1562万円(前年度同期比0.57%減)。11月末が任期の中村時広知事による1期目最後の予算案編成だ。 緊急防災・減災対策事業は43億5200万円。豪雨災害に備え、土質が弱い地域での砂防施設の機能改善に前年度同期比約4.5倍の5億850万円、市町が進める崖崩れ防災対策への補助金に2億250万円を重点配分した。河床掘削にも2億5千万円。
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