愛媛県宇和島市と松野町にまたがる滑床渓谷の滝つぼで松山市の中学生が死亡した事故を受け、町は５日、地元などの８団体で組織する「滑床の安全をかんがえる会」を発足させた。初会合が５日、同町目黒の滑床アウトドアセンターであり、緊急時対応マニュアルの作成などを決めた。 会は町のほか、町観光情報を発信する「ＮＰＯ法人森の国ネット」、滑床渓谷で川遊び体験を提供する「フォレストキャニオン」などで構成。関係者ら１２人が安全対策などを協議した。 出席者から、事故現場に設置された看板「ライフジャケット、ヘルメットの着用は必須」の周知徹底や、滝つぼの普段の水量を示す写真を掲示して増水状況が分かるようにしてはとの提案があった。
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