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備える気持ち新たに 八幡浜で防災訓練

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 南海トラフ巨大地震を想定した愛媛県八幡浜市の防災訓練が31日、市内全域であり、津波や土砂災害に備え、住民約8500人が地域の高台や一時避難場所に向かい、災害時の行動を確認した。 訓練は、午前7時40分ごろ、地震で大津波警報が発令された想定で開始。県の試算で最大9.1メートルの津波が到達するとされた保内町川之石地区では、避難を呼び掛ける放送を受け、住民が自主防災会員の誘導を受けながら高台へ逃げた。 飲料水や普段飲んでいる薬を持って避難した河野春季さん(74)は「東日本大震災の津波を映像で見ると、今でも信じられない思い。普段から防災意識を持ちたい」と話した。 松陰小学校(広瀬3丁目)では、住民約300人が段ボールを間仕切りなどに使って避難所を開設する訓練をした。

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