テニスの道後カップ愛媛オープン最終日は31日、松山中央公園テニスコートで男子のシングルスとダブルスの決勝を行い、愛媛勢はダブルスで佐野紘一・広瀬一義(ともに伊予銀行)が準優勝を果たした。 男子シングルスで初優勝した一藤木貴大(たちかわJTA)は、松尾友貴(イカイ)と組んだダブルスも制し、大会史上初の2冠を獲得した。 シングルスとダブルスを合わせ、愛媛勢で初めて決勝の舞台に立った伊予銀行の佐野紘一と広瀬一義。接戦に持ち込んだものの、あと一押しができず惜敗し、「地元の大きな大会でチャンスを生かし切りたかった」(広瀬)と悔しがった。 秋の国体を見据え、6月から積極的に組んで精度を磨いてきた2人。サーブ力のある相手に対し、こちらもサーブできるゲームを落とさず、「ワンチャンスをものにする」(佐野)我慢比べに出た。
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