愛媛県松山市北条地域の郷土料理・たい飯でまちを活性化しようと、市民ら17人が28日、北条辻の北条コミュニティセンターで、たい飯の巻きずしやせんべいなどアレンジの仕方を探った。 「北条鯛(たい)めし」のブランド化に取り組む市が主催。完成品は地元料理店などでの提供を目指す。 料理研究家の中村和憲さん(50)=同市=を招き、まずは一般的に親しまれている、タイとだし昆布で作ったたい飯を味わった。 シンプルな味で栄養豊富なたい飯について、参加者はピザやいなりずし、手巻きずしの具材として使えないかと知恵を絞った。「薄く伸ばしてせんべいにできればお土産にもなる」とアイデアを披露。運動会や受験時の勝負飯として生かすなど、食べる場所や時期、使用する具材にもこだわっていた。
↧