今年の風疹の愛媛県内患者報告数が累計で20人となり、過去最多報告数の10倍になったことが14日、県感染症情報センターのまとめで分かった。県内では現時点で、赤ちゃんに難聴や心疾患などを引き起こす可能性がある妊娠初期の女性の感染報告はないという。 風疹は昨年から流行が全国的に拡大。全国では今月5日までに、昨年1年間の報告数2392人の約4倍に当たる9408人の患者が報告されている。 県内では1月から毎月感染報告があり、8人だった4月が最多。次いで3、5月が4人だった。推定される感染場所は県内12例、県外7例で、1例は不明だった。県内の内訳は東予6件、中予10件、南予4件。
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