土砂災害で多くの死亡者や行方不明者が出ている広島市に向け、21日夜、愛媛県内の9消防局・本部で組織する緊急消防援助隊愛媛県隊(隊長・関哲次松山市東消防署副署長)の15隊51人が出発した。車両15台で被災地に入り、不明者の捜索などをする。22日朝~24日の3日間をめどに活動予定。 県消防防災安全課によると、同隊の出動は2011年3月の東日本大震災に続き2回目。消防庁長官から出動要請を受けた。 救助、指揮、後方支援に当たる4隊14人を救助工作車や拠点機能形成車などで派遣した松山市消防局は、21日午後9時半から、同市萱町6丁目の市保健所・消防合同庁舎で出発式を実施した。
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