自民党県連の政調・組織合同会議が7日、愛媛県松山市のホテルであった。県連は会議後の中村時広知事との意見交換会を考慮し、知事が松山市長時代から関係がこじれている松山支連(旧松山市、旧中島町)を4年連続で招かなかった。他の地域支部の出席者からは「なぜ松山支連がいないのか、おかしい」などと県連の対応に疑問が上がった。 松山市議会自民党議員団と、前市長の中村知事は「松山分水」問題などをめぐり対立。知事は松山支連の意見交換会への参加を拒否している。支連サイドは6月、会議への出席を検討するよう重ねて県連に要請していた。 県連の竹田祥一幹事長は「知事に(支連出席について)話をしたが、水問題を理由に反対された」と説明。赤松泰伸政調会長も「知事と他支部の意見交換会まで中止するわけにいかず、支連に途中退出を求めるわけにもいかない。正常とは考えておらず努力する」と理解を求めた。
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