15カ国・地域の少年少女が参加した第24回世界少年野球大会(世界少年野球推進財団など主催)が6日に閉幕した。王貞治推進財団理事長が7日、愛媛県松山市大手町1丁目の愛媛新聞社を訪れ、「宿舎やグラウンドなど最高の環境で開催できた」と大会を振り返り、関係者に感謝した。 四国初開催の愛媛大会は1日に開会し、6日まで松山、今治、八幡浜、大洲など県内各地で野球教室や交流試合、体験行事などが行われた。 王理事長は「子どもたちは海と山に囲まれた愛媛の地でめったにできない体験をし、たくさんの違う国の友達もできた。愛媛大会は成功したと考えている」と述べた。今回の経験を踏まえ、「参加者にはこれからも野球を続けてほしい。友達も誘って競技の裾野が広がってくれたらうれしい。将来的にはサッカーのワールドカップのような世界大会ができるようになれば」と夢を話した。
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