高さ約10メートルの巨大で優雅な手製の笹(ささ)飾りが約1キロの街路を彩る「第34回丹原七夕夏まつり」が5~7日、愛媛県西条市丹原町丹原などの丹原商店街であり、大勢の地元住民らが阿波踊り連のパレードや露店巡りなどを楽しんだ。 実行委員会によると、丹原商店街には大正時代から各商店が軒先に笹飾りを立てて通行人を楽しませる伝統があり、1981年からは現在の名称で毎年開催。今年は各商店などが大小約100本の笹飾りで市の合併10周年を祝った。 愛媛、広島両県の島しょ部などで開催中の博覧会「瀬戸内しまのわ2014」をテーマに、瀬戸内しまなみ海道を自転車で走る様子をからくりで表現した作品もあり、親子連れや写真愛好家らが「すごい」「本物?」と歓声を上げた。
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