11月の任期満了に伴う松山市長選挙で、現職野志克仁氏(47)=愛媛県安城寺町=が30日、市内で支持者を集めたパーティーを開き「多くの方々から出馬要請や推薦をもらい、公約も固まった」と述べ、再選に向けて無所属で立候補する意向を正式に表明した。 野志氏は市役所の福祉総合窓口設置や災害に強いまちづくりなど1期目の実績をアピール。2期目の公約として「健康」「振興」「公共」をキーワードに掲げ、子育て・教育▽福祉・医療▽環境・安全安心▽産業・雇用▽スポーツ・文化▽市民主体・連携▽交通▽地域の宝―の8分野で「幸せ実感都市」を目指すとした。地域拠点都市づくりに向けた県や産官学・金融との連携や地方主導の地方分権の推進も強調した。 市長選には、自民党松山支連の推薦を受けた元経済産業省官僚で事業構想大学院大客員教授の滝本徹氏(53)=安城寺町=も無所属での立候補を表明している。
↧