宇和島水産高校(愛媛県宇和島市)の生徒が商品開発した缶詰「鯛(たい)めしの素(もと)」の販売が30日、松山市道後湯月町のホテル「茶玻瑠」で始まり、生徒がロビーで商品を観光客に売り込んだ。 同校は地元養殖業の活性化を目指し、授業の一環で商品開発に取り組んでおり、「鯛めしの素」は2012年度に考案。これまで商品化を模索していた。 缶詰にはタイの切り身やだしなどが入っており、米と混ぜて炊くとたい飯ができる。茶玻瑠の菊池元宏料理人が調理法をアドバイス。松山南高校砥部分校の生徒がパッケージをデザインした。 宇和島水産高の生徒が製造したため200個限定の販売。30日は両校の生徒9人が商品をPRし、午前だけで約50個を売り上げた。販売価格は1個626円。
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